約 2,621,222 件
https://w.atwiki.jp/railgun-yuri/pages/15.html
「さて、何か申し開きは?」 後輩である黒子の奇行には慣れていたはずの自分だが、さすがに今回は勘弁ならない、我慢の限界であった。 (何よ! 今日は――なのに、自分で棒に振るわけね!) 美琴の足元には顔を俯けながら、必死にこの場を取り繕うとしている同室の後輩が正座をしていた。 「あのお姉さま、これはですね……」 「そんなに私の事が信用ならない訳? 初春さんと一緒に買い物をしてるところを影からこそこそと尾行して! いい加減あんたの奇行や 行き過ぎた愛情表現には慣れたと思っていたけど。流石に今回は許す訳にはいかないわね。」 「そんな! いつもだったら少しこめかみを引き攣らせながら、笑って許してくれる。それがお姉さま! 今日に限ってなんで!?」 「そう、それよ! 今日だから余計なのよ! あそこで黒子が割り込んできたら総てが台無しだわ!」 「お姉さま、仰ってる事が理解出来ませんの? 何故今日だと拙いのでしょうか?」 ああ、もう! 何時もは聡いと思っている黒子の言葉がいちいち鬱陶しくて仕方がない。美琴は気を取り直して自分でもぞっとするよう な猫撫で声で黒子に問い掛けた。 「黒子、あなた今日はあなたにとって何の日か解る?」 「まさか私の命日ってことは……」 「あなた、今日に限っておかしいわよ? 暫くあなたに構ってあげられなかったけれど、それなりにあなたの事は考えていたのよ?」 「ええと」 「あなたが私をつけまわしたのは淋しかったの? それとも嫉妬?」 表面上は優しく、それでいて自分で考えろと意味合いを含めた美琴の言葉に、黒子の頭は普段通りに冷静に動き始めた。 「両方ですの。」 「でしょうね、更に今日の事もあって気が気でなかったと。」 「そのようですわね。」 「じゃあ、何故かその冷えた頭なら答えが出るわよね。」 「今日が私の生まれた日だから? ですの?」 「そう、何よりあなたが驚いて喜ぶ顔を楽しみに初春さんと買い物に行って。行く先々であなたがいたらどうする事も出来ないじゃないの ?」 と、いう事は。態々私のために――プレゼントを? 「解ったようね、お陰で買えなかったじゃない。ま、怒鳴ったりしたのは悪かったわ、でも、それだけ腹に据え兼ねたのよ。」 「ご免なさい、お姉さま。」 「解ったならいいわよ、じゃあ一緒にいこっか?」 「はい! お姉さま!」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2778.html
【作品名】とある魔術の禁書目録 アニメDVD告知編 【ジャンル】おまけ漫画 とある科学の超電磁砲「学芸都市編」の宣伝漫画 【先鋒】女性 【次鋒】御坂 【中堅】黒子 【副将】兵士 【大将】兵器 【名前】女性 【属性】女性、モブ 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】成人女性並み 【名前】御坂 【属性】女子中学生の異能者、人間女性 【大きさ】女子中学生並み 【攻撃力】黒い鞭:電気らしき物で操る黒い鞭 射程10mは伸びて、人間にぶつかると怪我する木片や石を弾ける 他は女子中学生並み 【防御力】女子中学生並み 【素早さ】女子中学生並み 【名前】黒子 【属性】女子中学生の異能者、人間女性 【大きさ】女子中学生並み 【攻撃力】女子中学生並み 【防御力】女子中学生並み 【素早さ】女子中学生並み 【特殊能力】テレポート:10mの距離を瞬間移動できる、思考発動 【名前】兵士 【属性】兵士、おそらく人間男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】サブマシンガンを持った成人男性並み 【防御力】完全に体が外気と触れない防毒装備をしている(酸素ボンベすらもスーツの内側に収納しているタイプ) 毒ガスは完全に無効化できるだろう 他は成人男性並み 【素早さ】成人男性並み 【長所】銃持ちなのでこの位置になった 【名前】兵器 【属性】おそらく魔術兵器 【大きさ】鉛筆のような形状の、10mほどの大きさ 【攻撃力】体の各部に付いている筒から、四方八方に炎をまき散らせる 見ている人からは重油をばら撒いてるのかと判断されているので、ナパームの炎の温度ぐらいはあるか 射程数十m、速度はそれを一瞬 【防御力】大きさ相応の金属製 【素早さ】飛んで移動できる、鳥並みの速度は出せるか。反応は常人並み 【長所】一応飛び道具ある 【短所】これって何だっけ? 参戦 vol.114 328
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2860.html
【種別】 都市伝説 【初出】 とある科学の超電磁砲 PSPゲーム版 第四章 【解説】 学園都市のハッカー達の間で流行している都市伝説。 専門分野に特化した話であったため、佐天涙子も耳にした事は無かった。 この話を持ち出した初春飾利によれば、 最近起きたかなり大がかりなハッキング事件の幾つかは、 実はある一つのゲートウェイから行われた可能性がある。 学園都市のどこかに簡単にアクセスできるスパコン級のサーバーがあり、 そのサーバーを使えばどんなセキュリティでも簡単に突破できる。 というものらしい。 『死神カキコ』事件で風紀委員のデーターベースが改竄された事を受け、 改竄のログが力ずくでなされた様を見た初春は「スパコン級のマシンパワーが必要」と推測。 そこでこの都市伝説を思い出したらしい。 初春はこの『黒いゲートウェイ』らしきサーバーを発見しており、自身も侵入を試みたが、 正面突破ではハッキングどころか、ポートの特定も難しいほどのセキュリティを誇る。 その為、利用者は特殊なバックドアを利用してアクセスしたと考えられている。 御坂美琴の助言からIPアドレスから実物の位置を割り出したところ、 長点上機学園に設置されている事が判明。 御坂達は校内見学を利用して内部に忍び込み、ログの参照を計ったが、 『死神カキコ』が仕掛けた論理爆弾(ロジックボム)によってサーバーは物理的に破損。 ログが消滅した事で再捜査もできなくなり、学内から追い出されてしまった。
https://w.atwiki.jp/aniwikigalaxystar/pages/258.html
春上 衿衣(はるうえ えりい) 『とある科学の超電磁砲』の登場キャラ。 声優は「花澤 香菜」 プロフィール 所属、第19学区から柵川中学に転校して来た中学1年生在籍。 ・レベル2(異能力者) ・能力、精神感応(テレパス) ぴょんと飛び出たクセっ毛がトレードマーク。 交友関係 ・初春 飾利 ルームメイトの初春とはとりわけ仲がいい。 ・枝先 絆理 衿衣と同じ児童養護施設におり、友人同士だった。 乱雑開放事件(ポルターガイストじけん)解決後、他の置き去り(チャイルドエラー)達と共に目を覚まし、絆理とも無事に再会した。 設定 夏休み中に、第19学区から転校してきて担任・大圄の計らいで初春飾利の新しいルームメイトかつクラスメイトの少女。 口癖は語尾に「なの」 大人しい性格で、口数が少なくおとなしめの少女で、白井黒子曰く「不思議な子ですわね」とのこと。 初春は、親身に彼女のことを気にかけている。 精神感応(テレパシー)の能力者だが、特定波長下では例外的にレベル以上の能力を発揮する場合がある。 衿衣も『置き去り』の1人。 現在でも、友人の枝先絆理の写真が入ったロケットペンダントを肌身離さず身に付けている。 能力と離れ離れになってしまった親友の枝先絆理が昏睡している間もずっと彼女の声を聴いており、この関係が『乱雑開放事件』の一因となっていく。 その後、テレスティーナ=木原=ライフラインの研究施設で事件の発生原因とは無関係とわかるが、能力の特性に着目したテレスティーナによって、レベル6シフト実験の被験者にされかかる。 囚われの身となるが、美琴達の活躍によって救出された。 初登場はアニメ『とある科学の超電磁砲』17話。そして漫画『とある科学の超電磁砲』原作31話にも(名前だけ)登場。 8月20日の段階で通院の必要はあるものの外出は可能な模様。 原作6巻の裏カバーにも登場し、逆輸入という形で今後の出番が期待できる。 また『新約とある魔術の禁書目録』1巻の口絵にて、初春、佐天らと共に登場を果たし、今後の活躍が期待される。
https://w.atwiki.jp/railgun-yuri/pages/26.html
初春 「はぁ~…」 初春は教室の窓を眺めながらため息をついていた。 ここは柵川中学校。 今は4時間目が終わる5分前といったところだ。 初春 (なんだろう…なんか最近、落ち着かないなぁ…) 今日で何日目だろう。こうやって授業中に窓を眺めるのは… ちゃんと真面目に授業を聞かないといけないのに…… 教師 「初春、何だか随分余裕だな」 初春 (…………) 教師 「よし、初春。問一を答えてみろ。」 初春 「はぁ~~……」 つんつん 初春 「ふぇ…?」 佐天 「初春、当てられてるよ?」 後ろの席の佐天涙子がシャープペンで初春をつついて囁いた 初春 「え?ええ!?」 佐天 「問一だって。」 初春 「えっと……何ページですか…?」 教師 「あーもういい。次の授業までに理解しておけー。また問一で当てるからな。」 初春 「は、はい!すみませんっ!」 4時限目が終わり、昼食の時間。 初春と佐天は屋上でお弁当を食べていた。 佐天 「さっきは初春らしくなかったね。どしたの?」 初春 「あ、すみません…」 佐天 「いや、いいけどさ。どうしたのかなーって。悩み事?」 初春 「ええっと…よくわからないです…」 佐天 「ふーん、まあそういう時ってあるよね。」 初春 「何か心が落ち着かないんです……」 佐天 「はっ!」 初春 「?」 佐天 「そっか!花だね!花に水が通ってないんだよ!」 初春 「ちょ!や、やめてください!これ普通の造花ですからっ! やめ…や……やめてください~~!」 お昼休みが終わり、5時間目、初春はまた窓を眺めていた 初春 (もぅ……佐天さんったら……でも、佐天さんと話してる時だけは落ち着くなぁ…) 初春 (……もしかしてこの気持ちって……) つんつん 初春 「え?」 佐天 「初春ぅ~当てられてるってばー」 初春 「わあぁ!?す、すみません先生!何ページのどこですか!?」 教師 「…?どうした初春、寝ぼけてるのか?」 初春 「…ぇ?」 教師 「……」 初春 「…??」 佐天 「わ、ごめん初春!まさかそこまで本気にするとは思わなくて!」 初春 「…さ…佐天さぁ~~~ん!!」 自分の寮に帰る途中、初春は珍しく本屋に立ち寄った。 漫画本のコーナーにある少女漫画雑誌を買い、寮に帰る。 自分の部屋に入り、机で先程購入した雑誌を読み始める。 初春 「こういう雑誌買うのって初めてですけど…きっとこの気持ちは…」 少女漫画の雑誌を読み進めていく。 初春 「うわぁ…やっぱり乙女チックなお話でいっぱいです。」 読み進めていく内に、主人公の少女のセリフを見て、ふと手を止めた。 「この気持ちってなんだろう。あの人のことを想うと胸が苦しい。 でもあの人と話していると楽しくて…」 初春 (……!やっぱり、私が思った通り…) 「この気持ちは…きっと…恋なのね…」 初春 「恋……」 初春 「どうしよぅ…私、佐天さんに恋しちゃった…」 その時、携帯電話が鳴り響いた 初春 「わっ!っとと……」 慌てて通話ボタンを押す 佐天 『もしもしー初春ぅ~?』 初春 「佐天さん?ど、ど、どうしたんですか!?」 佐天 『何慌ててるの?』 初春 「い、いえ……。それで、どうしたんですか?」 佐天 『明日休日だし、一緒に遊びに行かない?ジャッジメント非番でしょー?』 初春 「は、はい、大丈夫ですよ」 佐天 『やりぃ~!じゃあ明日9時にむかえにイクヨ!』 初春 「はい、お待ちしてます。はい、はい、それじゃ明日…」 携帯電話の電源を切り、ほっと一息をつく初春。 初春 「ハァハァ……すごく意識しちゃった…」 明日、この気持ちを抑えきれるのだろうか… 少し不安に思いつつも、佐天と遊びに行けることに高揚感を感じながら、初春は晩御飯の支度を始めた 午前9時、初春は自分の部屋の前で正座をしていた 初春 「……き、緊張しちゃってます…」 初春 「佐天さんに恋しちゃってるなんて…女の子同士なのに…」 初春 「こんな感情、きっと佐天さんに失礼です…なんとか抑えないと…」 その時、インターフォンが鳴った 佐天 「初春ぅ~♪」 初春 「佐天さん!お待ちしてました!」 玄関に出て、鍵をかける。 佐天 「おぉ、初春の私服、かわいいなぁ」 初春 「さ、佐天さんこそ、すごく大人っぽくて素敵です!」 佐天 「そ、そう?今日のデートのために気合をいれてきたからね!」 初春 「!?で、でーと…ですか!?」 佐天 「冗談冗談♪」 初春 「え…あ、そうですか…エヘヘ、勘違いしちゃいました。」 佐天 「よーし、じゃあ早速、セブンスミストにでも行きますか~!」 佐天 「ほら、初春、このパンツとかどうかな?」 初春 「無理ですよぉ!もっと普通のがいいです!」 佐天 「え?私は好きだけどなぁ…こういうの…」 初春 「ぁ………えーと、たまにはこういうの穿いてもいいかもしれないです。」 佐天 「初春?別に無理しなくてもいいよ?」 初春 「いえ!私はこれが気に入りました!!買ってきますね!」 佐天 「この服ってどう思う?私に合ってるかなぁ…」 初春 「すっごく可愛いと思います!」 佐天 「でも私って初春みたいな『可愛い系』じゃなくて『大人な女性』を目指したいんだよね。」 初春 「じゃあ、こっちとかどうですか?ほら、すごく色っぽいです!」 佐天 「そ、そう?私にしてはちょっと背伸びしすぎな気が…」 初春 「佐天さんは美人さんですから、全っ然大丈夫です!お似合いです!」 佐天 「じゃあ買ってみようかな。ありがとう初春!」 佐天 「この可愛らしいお花のデザインの髪留め、買おうかなぁ…」 初春 「わぁ、すっごくお似合いです!佐天さんって何でも似あうんですね。羨ましです。」 佐天 「初春だって、その花飾り、すごく可愛いと思うよ?」 初春 「ぁ……ありがとう…ございます…///」 佐天 「じゃあこれ買おうかな~。初春の花飾りにちょっと似てるし。」 初春 「そ、そんな…私なんかを基準にしないほうが…」 佐天 「初春は『なんか』じゃないよ。可愛いんだから、もっと胸張ってなさい!」 初春 「佐天さん……」 佐天 「あー、楽しかった!初春と買い物すると面白いなぁ~」 初春 「私のほうこそ、すごく楽しかったです!」 佐天 「じゃあ次はどこにいこっか?」 初春 「エヘヘ…じゃあどこかでお昼食べましょうよ!」 佐天 「おーけー!」 初春 (佐天さんと一緒にお買い物…すごく楽しかったなぁ… 佐天さんと居ると落ち着く…すごく楽しい…佐天さん…佐天さん…あ!) 初春は何かに気づいたかのように立ち止まった 佐天 「初春?」 初春 「……佐天さん、私ちょっと、お手洗いに行ってきますね…」 佐天 「ん、わかった。じゃあ待ってるよ。」 笑顔を見せてから、慌てたようにトイレに駆け込む初春をみて佐天は思った。 佐天 「ん~、やっぱり今日の初春、ちょっと緊張してる気がするなぁ…。」 初春 「…私ったら…馬鹿みたい…ですね」 初春は鏡の前で呟いていた 初春 「この気持ちを…佐天さんへの恋心を抑えようとしてたのに…舞い上がっちゃって… 佐天さんの気持ちも考えないで……」 初春の目から自然と涙が溢れてきた。何故今涙を流しているのか、初春自身は理解していた。 初春 「私が佐天さんに恋心を抱いてるなんて…佐天さんにとっては迷惑に決まってます… このままじゃ佐天さんに迷惑をかけちゃいます…今まで通りいられなくなっちゃう…」 もしもこの気持ちを佐天に話せば佐天はどうするのだろう。 彼女は大雑把なようでいて心は繊細だ。 傷つけたくない…彼女にだけは、絶対に迷惑をかけたくない… 初春 「抑えよう…もっと普通に、今まで通りに…でも…」 初春は理解していた。そう、今まで通りには戻れないのだ。 一度意識してしまった以上、それはもう『今まで』とは違う。 好きなのに、伝えてはいけない…これがこんなに苦しことだったなんて…… 初春 「…………」 初春は無理にでも笑顔を作ろうとしたが、自分でもあまりに不自然だとわかった。 どうすればいいかわからなくなってしまっていた。 初春 「……佐天さん…私、どうすればいいんですか…?」 佐天 「お、ようやく出てきたか~」 初春 「お待たせしてすみませんでした…」 佐天 「ん、いいよ。」 初春 「さ、次はお昼ごはんを食べに行きましょう!」 佐天 「初春さ、何か悩みがあるの?」 初春 「え?」 佐天 「いやー、そういえばここ最近ちょっと変だったからさ。」 初春 「いえそんな……」 佐天 「まあまあ、お昼食べながら聞いてあげるよ!」 初春と佐天はセブンスミストを出て、いつも行くファミレスに向かった。 注文をし、二人で向かい合う形になる。 佐天 「で、何を悩んでいるの?」 初春 「な、悩んでなんかいないですよ?」 佐天 「はい、嘘!初春は嘘をつく時、必ず声が裏返るのよねー。」 初春はこの時悟った。佐天の前で嘘はつけないな…と。 そしてそれ以上に、自分をここまで理解してくれる人は おそらく佐天が最初で最後なんだろうな、と考えていた。 初春 「私…あの、笑わないでくださいね?」 佐天 「うん」 初春 「……恋…しちゃったんです…」 佐天 「あはははは!!」 初春 「わ、笑わないでくださいって言ったじゃないですかぁ~!!」 佐天 「だってぇ、まさか初春が恋煩いするなんて、びっくりしちゃって。」 初春 「もぅ!佐天さんは!人の気も知らないで……」 一瞬しまったとも思ったが、佐天が気付いていないようなので良しとした。 佐天 「で、相手は誰なの?男の子?女の子?」 初春 「え?女の子って選択はアリなんですか?」 佐天 「私はいいと思うな。好きな人に性別って関係なくない?」 初春 「…………」 佐天 「私もさ、好きな人がいるんだ」 初春 「……え?」 佐天 「その人はとっても優しくて、いつも私のことを気遣ってくれる。」 初春 「佐天さん……?」 佐天 「でも、だからこそわかりやすいんだよね~。その子のことなら、手にとるようにわかっちゃうよ」 初春 「ま…待ってください…佐天さん…」 佐天 「今度告白しようかな~。今ならフリーみたいだし…」 初春 (待って…待って…佐天さんが…佐天さんが他の人と…どこかに行っちゃう…) 佐天 「初春の悩みを聞いたら、私も覚悟きめて… 初春 「佐天さん!!」 初春はつい大声を出してしまった。周囲の人も驚いている。 佐天がどこか遠くに行ってしまう。 そんな気がして、ひきとめたくなってしまった。 そして、覚悟を決めた。 佐天 「う…初春?」 初春 「佐天さん!私…私……!」 覚悟を決めた、はずだった 初春 「私……!」 初春はすぐに理解して、葛藤してしまった。 ここで告白をしたら、目の前の親友はどうするだろうか? もし本当に自分に気がなくても、初春のためといって無理やりOKするのではないか? あり得ることだ。本当はただの友達でいたいのに、初春の気持ちのために、自分を犠牲にするだろう。 迷惑をかけてしまう… この人も、自分のことが好きだったら、いい。 でもその確率が低すぎる… この人には、他の誰よりも幸せになってほしい… 初春 「…………」 言葉が出ない。 佐天 「初春」 初春 「……!さ、佐天さ…」 佐天 「私の好きな人は、私の親友でもあるの。」 初春 「え……」 佐天 「私の親友は、この世でたった一人だよ。」 初春 「……!」 佐天 「……」 ありがとう 佐天さん… 初春 「好きなんです…私は…佐天さんのこと、愛しています…」 ここは佐天の寮。 初春はボーっと天井を眺めていた 初春 (告白…できた…) 佐天は冷蔵庫の中身を確認したりして、夕食のメニューを決めているようだ 初春 (涙子さん…) 時間は遡り… ファミレスで初春は大声で佐天に告げた 初春 「好きなんです…私は…佐天さんのこと、愛しています…」 佐天 「……初春…」 周囲でどよめきがおきたが、気にしない。 何人かはお遊びだと思ってるのか、見向きもしない。 佐天 「待ってたよ。初春がそういってくれるの…」 初春 「佐天さん…」 佐天 「私もさ、初春のこと、大好き。愛してるよ…。」 初春の心がぐっと引き締まった。 その後、緊張が解けたのか、なだれ込むように涙が溢れそうになるのをこらえる。 初春 「…佐天さん、私と、お付き合いしてください…」 佐天 「うん…ヨロシク…」 佐天は席から立ち上がり初春の手をとった。 初春は顔を真っ赤にしながらもその手をギュッと握り返した。 初春 「佐天さん、お願いがあります…」 佐天 「ん、何?」 初春 「今日から私のこと、名前で呼んで欲しいです…」 佐天 「…じゃ、私のことも…」 初春 「はい…」 その後二人でファミレスを出てから、佐天の寮に行こうという話になり 今に至る。 初春 (涙子さんと……お付き合いできる…) 初春 (涙子さんと……恋人になれた…) 初春 (嬉しい…!すごく嬉しいです…!) 佐天 「初春ぅ~!今日はハンバーグでいい?」 初春 「あ、はい!……て、あの…」 佐天 「あ、ごめんごめん!いやー、その、ちょっと恥ずかしくなっちゃって…」 初春 「お気持ちは分かります…」 佐天 「う~ん、どうしよっかな…」 佐天 「こう、なんていうか、慣れすぎちゃったよね。私たちの呼び名。」 初春 「はい、でも、私は佐天さんのこと…名前で呼びたいです。佐天さんも…そうなんですよね?」 佐天 「当然!…でも、なんかせっかくだから記念に呼びたいんだよね。」 初春 「記念…ですか?」 佐天 「そう。初めて呼びました記念!何か初春と思い出を残してから…」 初春 「……」 佐天 「……」 初春 「あ、あの…」 佐天 「……初春のエッチ…」 初春 「!?何がですかーー!?」 佐天 「今、ヤラしいこと想像したでしょ?」 初春 「そ、そんな…キスするのって…ダメ…でしょうか?」 佐天 「え?キス?ああ、そっちね……」 初春 「?」 佐天 「よ、よーし!ちゅーしよう!ちゅーした記念に名前で呼び合うということで!」 初春 「い、い、いいんですか?私……本気ですよ?」 佐天 「私も本気だよ。」 初春 (佐天さんと…キス…キスってどうやるんだろう… 唇と唇を合わせて……うぅ…やり方がわからないです…エッチなことの知識なんて…ないですよぉ…) 初春と佐天は互いに向かい合っていたが、やがて顔を赤らめて目をそらしてしまう。 初春 「…じゃ、じゃ、じゃぁ…しましょうか…キス…」 佐天 「そ、そだね…」 初春 「……佐天さん」 佐天 「ん?」 初春 「エヘヘ、急に呼びたくなっちゃいました。名前で呼び合うようになっても、 この呼び方をたまに使ってもいいですか?」 佐天 「いいけど…なんで?」 初春 「私と、佐天さんの…色んな思い出が詰まった呼び名だから…です。」 佐天 「……初春」 初春 「…?佐天さん?」 佐天 「…初春…!!」 佐天は初春を、力いっぱい抱きしめた 初春 「さ、佐天さん…」 佐天 「そういう所なの…」 初春 「え?」 佐天 「私が初春のことを好きになったのは、そういう所。 私が一番言って欲しいことを一番いいタイミングで言ってくれる所… 初春は、友達のことを想って行動出来る子で…それでいて、無意識に人を幸せにしてくれる子…」 初春 「…佐天さんのそういう所、大好きです。」 佐天 「?」 初春 「大雑把なようでいて…私のこと、すごく見てくれていて… …私が安心するようにと、暖かい言葉をかけてくれて…… いつもいつも、私が困ったときに、優しく手を差し伸べてくれる人…… 佐天さん、愛してます。私、佐天さんのこと、世界で一番、愛してます。」 佐天 「初春…好き…」 初春 「佐天さん…ン…」 初春と佐天は唇を重ねあわせて、お互いを感じあった。 佐天 「ンン…ァ…スキ…スキなのぉ…」 初春 「ン…ハァ…ァ…さ、…涙子さぁん…」 佐天 「飾利…飾利…!!」 初春と佐天はお互いの体を揺らしながら、 拙いものであったが、一度唇を離してからも、何度も何度も、お互いを求め合った。 佐天 「プァ…」 初春 「ハァ…ハァ…」 佐天 「……飾利」 初春 「…はい、涙子さん」 佐天 「これからも、ずっと一緒だよ?」 初春 「えへへ…嬉しいです」 翌日の朝 佐天と初春は学校に向かうため、息を吐きながら走っていた。 佐天 「飾利~!早く早く!遅刻しちゃうよ~!」 初春 「もう、待ってくださいよ、涙子さ~ん!」 佐天 「まったく、夜更かしするからこう走るハメになるのよ」 初春 「わ、私より涙子さんのほうがノリ気だったじゃないですか!!」 佐天 「ま、私は遅刻してもいいやって思ってたし。」 初春 「そういうのは、後々よくないことに繋がるからダメなんです!」 佐天 「飾利は真面目だなぁ~。ま、そこが好きなんだけど。」 初春 「!も、もう!涙子さんはそうやってすぐ私をからかって…」 佐天 「本気だよ?」 初春 「わ、わかってます!わかってますから!! ///」 初春 (いつも私を支えてくれる人…私のことを好きでいてくれる人… あの時、この恋心に気付いて、本当によかったです…) 初春は思い出しいた。あの日買った少女漫画のセリフを。 この気持ちってなんだろう。あの人のことを想うと胸が苦しい。 でもあの人と話していると楽しくて… この気持ちは…きっと…恋なのね… 初春 (あの時から加速した私の気持ち、そして『佐天さん』の心遣い… 私はみんなに支えられて、ここまで来れたんだ……) 初春 「皆さん、そして『佐天さん』…ありがとうございます…」 佐天 「ん?なんか言った?飾利~」 初春 「涙子さん、愛してますよ♪」 佐天 「ちょ…は、恥ずかしいって…///」 今日の帰りにあの少女漫画でも買ってみようかな。 初春はそう思いながら、隣にいる恋人を見て微笑んでいた 名前で呼んで Fin 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/railgun-yuri/pages/47.html
「とーまっ、とーまっあのおっきいケーキ食べていいの!?」 「いやまてそれは夫婦初めての共同作業として切り分けるものであって決して花嫁が全部食べるものでは、ってあぁーっ!馬鹿、おま、次はおまえが主役のブーケトスだろうが!」 「・・・お姉様」 「なんて顔してんのよ」 美琴は苦笑して隣に立つ黒子の頭を軽く小突いた。ケーキを食べられないのなら代わりに、とばかり頭を噛み付かれている新郎は、かつて美琴が恋した男であった。心配してくれているのはわかるが、たいしたショックはない。 「さあ、次は花嫁によるブーケトスです!次に花嫁になりたいというかた、前へどうぞ!」 青い髪の司会の青年が言った。 「ねえ黒子」 「なんですの?お姉様」 「黒子は常盤台を卒業したら一年先に卒業した私が住むアパートに押しかけて来たのよね。それからずっと、二人で暮らしてきた。寮生活も入れれば、今年でちょうど10年」 「もうそんなに経ちますのね」 「うん。でもそろそろさ、ケジメ付けてもいいと思うんだ」 「・・・・・・は」 「ほら、ブーケトス。なんとしてでもとっておいで」 背中を押されて黒子はよろよろと前へ出た。 ――ケジメ?お姉様と一緒に暮らして、心も・・・・身体も結ばれたと思っておりましたのに・・・。とうとう、追い出されるんですの・・・? 「いっくよー!!」 前へ前へ群がる、上条に関わった女性たち。黒子はとても前へ出る気にはなれなかった。これで美琴に、幸せになりなさい、とか言われると思うと。 銀髪の少女は思いきり振りかぶり、ブーケを投げた。これではブーケトスではなくブーケスローだ。 皮肉なことに前に群がる人の頭上を越え、ブーケは黒子の足元にぴったり落ちた。とても拾う気になれない黒子の後ろから手が伸び、誰かがそれを拾った。 「―ったく・・・確かに私の言い方も悪かったかもしれないけど」 ブーケを手にした美琴が黒子を覗き込んだ。こらえきれず黒子は涙腺を崩壊させる。 美琴はそんな黒子の手に無理矢理ブーケを押し付け、頭に手を置いた。少し強引に黒子は美琴のほうを向かされた。 「ケジメっていうのはさ・・・その・・・。今の私たち、なんとなく一緒にいるじゃない。それってやっぱり限界があるからさ。だからその、約束、しようよ」 ブーケを持っていないほうの黒子の手に、小さな箱が押し付けられた。 あけてみて、と言われて震える手で箱を開ける。銀色に輝く、控え目なデザインのリングがそこにはあった。 「お、お姉様、これ・・・」 「ブーケをもらった人は、次幸せになるんでしょ?結婚はできないけど・・・黒子、ずっと、一緒にいよう」 さっきとは違う種類の涙が黒子の目から溢れた。黒子の手から箱を取り、美琴は黒子の左手の薬指に指輪をはめてやった。自然とまわりから拍手が起きる。 「結婚式なのに主役より祝福されるってどういうことだぁーっ!不幸だーー!」 「まったく短髪ったら感謝してほしいんだよ。空気よんで1番後ろの変態まで投げたんだから」 「ん?なんか言ったか?」 「なんでもないよとーまっ!それより早くケーキが食べたいんだよ!」 こういうインデックス大好き -- (2017-12-23 09 39 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2843.html
【種別】 都市伝説 【初出】 とある科学の超電磁砲 PSPゲーム版 第二章 【解説】 学園都市のネット上で噂されている都市伝説。 曰く、 [[エコミチ社]]で作られた[[能力開発]]素材には不具合が有り、 それを使って能力開発すると暴走能力者になってしまう。 [[第一五学区]]三中で起きた「校舎のガラスが一斉に割れた事件」は、この暴走能力者のせいらしい。 これを基本として、 実は欠陥という噂はネットの誰かが広めた真っ赤な嘘で、暴走能力者なんて生まれていない。 問題はそれを信じた一部の人間による風評被害で、 エコミチを使った生徒達の何人かは風評被害に晒され、周囲から遠ざけられて登校拒否になった。 という続きや、 その「実は風評被害」という話が嘘であり、 隔離された連中がレッテルを剥がそうと必死なだけである。 という反論に対する反論などが後付けされ、全容が掴みにくい状態になっている。 なお、被害に遭った生徒の名前はイシガキミホというらしい。 『制裁指導』のメンバー達は風評被害に遭った「イシガキミホ」を傷つけるこの話を憎んでおり、 この話題を拡散しようとする相手を優先的に襲撃していた。 なお、実際に風評被害にあっているエコミチ社が警備員と風紀委員に要請した事実調査によれば、 このような事件は発生しておらず、「イシガキミホ」という生徒も学園都市には在籍していない事が判明している。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2307.html
【種別】 人名 【初出】 アニメ版『とある科学の超電磁砲』17話(名前は20話) 【CV】 花澤香菜 【解説】 第一九学区から柵川中学に転校してきた少女。 同じクラスになった初春飾利とは寮でのルームメイト。 能力は受信のみ可能なレベル2相当の『精神感応』。 ただし、特定条件下ではそれを超える数値の能力を発揮する。 実は『置き去り』出身。 過去、木山春生の参加した実験で重体に陥った少女、枝先絆理とは友人関係にあった。 彼女の精神感応は枝先絆理と交信する際のみ特別強力になり、 場合によってはレベル4相当まで強度が跳ね上がる。 枝先絆理が昏睡している間もずっと彼女の声を聴いており、 木山が引き起こしたポルターガイスト発生時には、苦しむ彼女の声を聴いて錯乱してしまう。 その後、テレスティーナの研究施設で事件の発生原因とは無関係とわかるが、 能力の特性に着目したテレスティーナによって、レベル6シフト実験の被験者にされかかる。 一時は囚われの身となるが、美琴達の活躍によって救出された。 原作三十一話にも名前だけ出ており、8月20日の段階で通院の必要はあるものの外出は可能な模様。 同じく原作六巻の裏カバーにも登場し、逆輸入という形で今後の出番が期待できるものとされる。 また、新約1巻の口絵にて初春、佐天らとファミレスで談笑する姿が描かれている。 【口調】 語尾が「~なの」になる。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4072.html
登録日:2009/09/12 Sat 06 06 38 更新日:2024/08/04 Sun 21 04 29 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 とある科学の超電磁砲 とある魔術の禁書目録 イケメルヘン←暗部編は大体コイツのせい サークル スクール スナイパー 垣根帝督 変な頭 帝春とかオレ得 弓箭猟虎 心理定規 暗部 架空の組織 異能集団 砂皿緻密 科学サイド 組織 誉望万化 えっエロいことしねーの? 【概要】 とある魔術の禁書目録及びとある科学の超電磁砲に登場する暗部組織の1つ。 理事長アレイスターとの直接交渉権を得ようと画策。 初めは学園都市内の機密情報を握る『ピンセット』を狙ったが思ったほどの収穫がなく、一方通行を殺害し垣根を学園都市第一位に繰り上げる計画に変更した。 上記のモノはリーダーである垣根帝督の目的であるため、他のメンバーがどういった理由で垣根に協力していたのかは不明。 直接交渉権をどういう動機で得ようとしたのかも不明。 また、『スクール』が学園都市下の暗部組織として、普段どのような活動をしていたかも不明。 ドレスの少女やゴーグルの少年も後に本名が明らかになったため、もしかしたらその内明かされるかもしれない。 旧約15巻終了時点で実質崩壊している。 その後生き残った構成員は『アイテム』や『メンバー』などの残党と統合。 また、新約一巻時点で暗部組織の解体が成されている。 スクールの構成員も表の社会を生きているかもしれない。 【構成員】 垣根帝督(かきね ていとく) スクールのリーダーのチンピラのようなホストのような少年。イケメルヘン。 レベル5第二位の『未元物質(ダークマター)』。 この世に存在しない素粒子を生み出して(引き出して)行使する、という能力。 なぜか本気を出すとメルヘンチックな翼が生えてくる。 暗部組織『メンバー』の博士を殺害、暗部組織『アイテム』全員を相手にして蹂躙するなど圧倒的な力を見せつける。 しかし暗部組織『グループ』の一方通行に敗北。 人知れず上層部に回収され臓器だけの状態となって生存している。 その後の動向については項目参照。 獄彩(ごくさい)海美(かいび) スクールの紅一点。派手なドレスを着た金髪の少女。巨乳ではない。 作中では重機の運転をこなしたり銃器を扱ったりと、結構凄いことやってる。 キャバ嬢みたいな事もやってるらしいが、エロいことはしてない。 能力はレベル不明の『心理定規(メジャーハート)』。 対象との心の距離を操る精神系能力。 作中では浜面との心の距離を親密にして敵意を無くし、行動を封じた。 暗部抗争は生存したが、その後の具体的な動向は不明。 長らくスクールのメンバーで唯一名前が不明だったため『ドレスの少女』と呼ばれていた。雨空と陸莉という姉妹がいるらしい。 砂皿(すなざら)緻密(ちみつ) スクールのスナイパーの男。後述の弓箭猟虎の後釜の補充要因。強面気味。 契約が成立すれば誰であろうと撃ち抜く仕事人。何かと番外編での出番に恵まれる。 弟子(みたいな関係)として金髪ナイスバティなステファニー・ゴージャスパレスがいる。 元は学園都市の外で傭兵まがいのことをしていたらしい。ステファニーともその時に出会ったとか。 紆余曲折あって学園都市へ。金で人材を紹介する『人材派遣』に70万という高額で紹介されていた。 作中では親船最中の暗殺を画策するが一方通行の妨害にあい失敗。その後アイテムの絹旗最愛と交戦、敗北し意識不明の重体となりリタイア。 誉望(よぼう)万化(ばんか) 頭に土星の輪のようなゴーグルをつけた少年。口調は「〜ス」だが、弓箭や下部組織の面々の前では普通の口調である。こちらも長らく本名が不明だったため、『ゴーグルの少年』と呼称されていた。 スクールでは実働部隊や情報収集などをやっていた模様。 能力はレベル4の『念動使い(サイコキネシスト)』。 単純な念動力としても使えるが、ゴーグルをスイッチとして使う事で、発火・無音化・透明化・電子操作等ができるようになるなど、とても汎用性が高い能力。 上記の汎用性が高い能力に自信を持っていて、レベル4という自分の格付けに不満を持っていたらしい。なので、レベル5の座を目指し同じ「汎用性が高い能力」としてキャラが被っている垣根に下克上を試みるが返り討ちに合う。 その後なんやかんやあってスクールに加入した模様。 ……が、その時によほど手痛く打ちのめされたようで、本気の垣根に睨まれるとトラウマが再発し嘔吐してしまう。 原作ではほとんど出番がなくアイテムとの戦闘中に死亡。 それでも『人材派遣』を殺害するなどの活躍は一応ある。 それより時系列が前の話であるとある科学の超電磁砲にて活躍した。(名前や能力が判明したのもココ) 漫画版では前述のアイテムとの戦闘描写が補完され、麦野相手に透明化などで善戦はしたようだが、結局彼女に焼き殺されたことが判明した(麦野曰く「滝壺がいなけれゃもうちょっと手こずったかな」)。 弓箭(ゆみや)猟虎(らっこ) 暗部組織『スクール』所属のスナイパー(初代)。旧約15巻開始時には既に死亡していたようであり、地の文で少し触れられた程度。後に外伝である超電磁砲で初登場した。 ピンセットの情報を得るためアイテムのメンバーであるフレンダ=セイヴェルンと交戦。敗北する。 レベル0だが、狩猟民族の追跡技術を習得しており、獲物が残した痕跡から情報を読み取り、気配を完全に消すことが出来る。 狙撃銃は衣服の中に分解して仕込まれており、腕の曲げ伸ばしで自在に組み立て、分解が可能。炭酸ガスの圧力で射出された弾丸が、袖口から獲物を狙う。 狙う際にはわざと急所を外して獲物を徐々に追い詰め、その悶え苦しむ様に悦を見出すという悪趣味な面もある。これは標的を一撃で仕留める完璧主義な砂皿とは対照的であり、スクールの面々からは『悪い癖』と評されていたらしい。 普段は学舎の園内の枝垂桜学園に通うお嬢様で、根が真面目で任務をすべてに優先させているため、友達づき合いの機会をことごとく逃がしている。いわゆるぼっち。 ただ学内では周囲から比較的好かれており、ぼっち認識は当人の主観によるところが大きい。 特技はヴァイオリンの演奏。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゴーグルの人死んでんのか・・・生きててもいいのに。 -- 名無しさん (2013-08-08 23 03 05) 砂皿生きてる -- 名無しさん (2013-09-19 19 54 12) ドレスの女の名前はステファニー・ゴージャスパレス。ゴーグルは麦のん率いる『アイテム』との交戦時に死亡(麦のんが戦利品としてゴーグル持ってた。この時フレンダが『スクール』に捕まった) -- 名無しさん (2014-08-09 21 30 19) ステファニーは砂皿の敵討ちの為にやってきた外部の人間じゃないのか -- 名無しさん (2014-08-09 21 45 54) 最近よく出るコメント荒らしだ通報だけしてスルーな -- 名無しさん (2014-08-10 05 58 23) 内容が薄い項目だな。 もうちょっと編集してやれよ。 -- 名無しさん (2014-11-18 00 34 31) 超電磁砲にも少しだけ出てきた -- 名無しさん (2014-11-18 21 49 13) 取り敢えず垣根は復活したし砂皿は生きてるしラッコさんにも触れて欲しい -- 名無しさん (2015-12-31 14 15 31) ゴーグルの名前は誉望万化。実は垣根に下克上を挑み返り討ちに遭い部下となったとか。名前は名誉を望むために万能に化けるという意味か。 -- 名無しさん (2016-01-30 19 42 02) らっこちゃん生きてなかったっけ? -- 名無しさん (2016-06-17 10 15 13) あの後アイテムに殺されちゃうんだよね…… -- 名無しさん (2016-07-01 23 48 34) 誉望がすごい便利な能力のうえにレベル4とは驚いたな。フレンダといい、15巻であっさり退場させるには惜しいキャラだな -- 名無しさん (2016-12-17 10 52 26) ↑漫画版の禁書でアイテムが誉望を捕虜にして情報を吐かせずに殺した理由について、麦野が「面倒な相手だったから手加減ができなかった」、「滝壺がいなかったら、もう少し手こずってたかもね」という発言をしてた -- 名無しさん (2020-04-18 17 41 27) 見た目かなりかわいいのに本名獄彩海美とかいうギャップww -- 名無しさん (2020-12-24 15 42 15) 誉望は魔術本編だとほぼ台詞ないから不気味なイメージだったけど超電磁砲だと常識人っぽかったり垣根にびびったりと割と人間臭くてかなり印象変わったな -- 名無しさん (2024-04-20 18 48 15) 知らんうちに名前付いてた。ドレス少女の姉妹が空と陸って定番の組み合わせだな -- 名無しさん (2024-08-04 21 04 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/railgun-yuri/pages/62.html
美琴「え、私の予約はどうするのよ」 麦野「キャンセル入れればいいじゃないよ」 美琴「で、でも…」 麦野「…はーん。御坂は私と二人っきりが良かった?」 美琴「はあ!?」 麦野「密室って時点で気付くべきだったわ。相部屋の寮生活で美琴ちゃんは相当溜まってた訳だ」 美琴「~~~っ///何言ってるのよ!ほらアンタ、部屋まで案内しなさいよ」 禁書「だからインデックスだって言ってるんだよ」 麦野「(うっわぁ、扱い易っ)」 美琴「…さてと、荷物置いたしジュース取りに行くか。麦野さんと…インデックスも来る?」 禁書「メロンソーダにバニラアイスを乗せると美味しいんだよ短髪」 美琴「私にも御坂美琴って名前があるんだけどね」 禁書「ん、…みこと、みことは炭酸は飲める?」 美琴「いけるわよ。で、こっちの人が」 麦野「麦野沈利。テキトーに呼んで、インデックス」 禁書「じゃあしずりって呼んでもいい?」 美琴「な…っ!」 麦野「いいわよ。この際美琴もそう呼ぶ?」 美琴「え、えぇっと(どうしよ、ちょっと呼んでみたい///)」 麦野「ほれ、言ってみなよ?」 美琴「あ、え、…し、しずり…さん///」 麦野「よろしい(あー可愛いわ、この子)」 美琴「じゃ、じゃあ私はとりあえずバニラアイスとオレンジジュースで!(なんか暑い)」 禁書「私はそろそろチョコアイスにするんだよ」 美琴「んー、チョコも捨て難いな…」 麦野「美琴、私チョコにするから後でちょっと食べない?」 美琴「ほんと?ありがと」 麦野「~♪」 禁書「あーアイスがおいしいんだよ、おいしいんだよ」ガツガツ 美琴「沈利さん、上手い…でも」 禁書「…歌詞が…少し気になるんだよ」 美琴「聖職者じゃなくても気にするわコレは」 麦野「♪~、……っと。こんなもんよ」 美琴「…沈利さん…あの(うわぁ、なんか艶っぽい)」 麦野「何、美琴」 禁書「私はこれでもシスターなんだよ、少しは謹んでほしいんだよ」 麦野「甘いわね、学園都市で歌える程度なんだから発禁には程遠いわよ。はい、次マイク」 美琴「~♪(なんでこんなに恥ずかしいんだ///)」 禁書「…中々いい歌なんだよ」 麦野「(……ハッ、今無心になってた?!美琴って意外にしっとり歌うの向いてるのね…)」 麦野「(次何入れるかな…)…美琴、インデックス、王様ゲームなんてどう?」 美琴「そういえば電目ってその機能ついてるやつあるけど、実際使ったこと無いわね」 禁書「よく判らないけどやってみるんだよ」 麦野「んじゃあ…どの棒にするか選びなさい」 禁書「この棒の絵を触ればいいの?前に見た食堂の機械と同じなんだね」 美琴「ああ、券売機ね、そうそう。じゃ私はコレで」 麦野「私はこれね」 美琴「王様だーれだ!」 禁書「…ええっと、あの冠のついてたのを当てたのは私なんだよ」 美琴「ならインデックス、このボタンを好きなタイミングで押して」 麦野「罰ゲームまで機械が決める仕様か」 美琴「自由に決められたら沈利さんに何されるか解ったもんじゃないわよ」 麦野「ふぅん…残念ね、美琴」 美琴「…何がよ///」 禁書「…ボタンを押したんだよ?」 麦野「書いてある文章を読んで、インデックス」 禁書「『2番が、1番に好きな人を教える』って書いてあるんだよ」 麦野「…なるほど、簡単ね。美琴、耳貸しな」 美琴「う、うん(聞きたいような、聞きたくないような…)」 麦野「(シスターって、こういうの聞かれちゃマズいんだっけ?)私の好きな人は、…」 美琴「…!…は?…///」 麦野「……美琴はどう?」 美琴「………私も…かな。…うん、…嬉しぃ(ボソ」 麦野「…泣くことないでしょ、美琴」 禁書「(私も…って、…同じ人が好きだったんだよ…?)…みこと…悲しい思い、させちゃったかな。…私が賛成しなかったらよかったんだよ」 美琴「あー、違う違う、ごめんインデックス」グス 禁書「?…ならいいんだよ」 麦野「…そういえば、インデックスって本当にシスターな訳?」 禁書「見ての通り本物なんだよ」 麦野「…じゃ、あれ言える訳?病めるときも何とか、ってやつ(何を言ってるんだ、私は)」 美琴「…沈利、さん?」 禁書「もちろん言えるんだよ?普段から軽く言って良いものじゃないけど、今日二人と会えたのも神のお導き、もうそろそろ時間だし特別に言ってあげるんだよ」 禁書「(コホン)…その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?…なんだよ」 美琴「(え、これ、…そういうこと?……あーもう!何ウダウダしてんの私!)…は、」 麦野「(…あぁ、やっぱり…何浮かれてたんだ私、…流石にやばかったわね。…ごめん、美琴)…確かに本物っぽいね、どうやって知り合ったの美琴?」 美琴「…え…?えぇと、知り合いの知り合い…みたいな(なんだ、私のカン違い?でも…)」 禁書「まあ、そんな感じなんだよ」 麦野「では、誓ってないけど間接キスを」 美琴「へ…(やっぱり、そういうことなの?)あぁ、…チョコアイス貰うの忘れてたわね(…とりあえず、意識し過ぎるな私…)」パクッ 美琴「…甘い、な(ちょっと溶けかけてるけど…とっても甘い)」 麦野「そっか(…そうだよ美琴、私達は甘いんだ、きっと)」 fin. 名前 コメント